建築物のLCAの実施によるLCCO2削減の推進(GX)と建築BIMの普及拡大による生産性向上の推進(DX)を一体的・総合的に支援し、取組を加速化させることを目的として、「建築GX・DX推進事業」を創設します。

事業概要

詳細は、募集要領、交付申請等マニュアルを参照のこと。 ▸関連資料ページへ

●補助要件

BIM活用型
  • 次の要件に該当する建築物であること。
    ■耐火/準耐火建築物等 ■省エネ基準適合 ■土砂災害特別警戒区域外等(住宅)
  • 元請事業者等は、下請事業者等による建築BIMの導入を支援すること
  • 元請事業者等は、本事業の活用により整備する建築物について、維持管理の効率化に資するBIMデータ整備を行うこと
  • 元請事業者等または下請事業者等またはその両者は、上記のうち大規模な新築プロジェクトにあっては、業務の効率化又は高度化に資するものとして国土交通省が定めるBIMモデルの活用を行うこと
  • 元請事業者等及び下請事業者等は、 「BIM活用事業者登録制度」に登録し、補助事業完了後3年間、BIM活用状況を報告すること。また、国土交通省が定める内容を盛り込んだ「BIM活用推進計画」を策定すること
LCA実施型
  • LCA算定結果を国土交通省等に報告すること(報告内容をデータベース化の上、国土交通省等において毎年度公表)
  • 国土交通省等による調査に協力すること
    ※BIMモデルを作成した上でLCAを行う場合は、BIM活用型、LCA実施型のいずれの要件も満たすこと。

●補助額等

BIM活用型
  • 設計調査費及び建設工事費に対し、BIM活用による掛かり増し費用の1/2を補助(延べ面積に応じて補助限度額を設定)
LCA実施型
  • LCAの実施に要する費用について、上限額以内で定額補助
    BIMモデルを作成せずにLCAを行った場合:650万円/件
    BIMモデルを作成した上でLCAを行う場合:500万円/件
    ※LCA算定に必要なCO2原単位も策定する場合の上限額は、400万円を加算

●補助対象経費

補助対象となるのは、補助事業の期間に発生した費用です。

BIM活用型
(1)BIMソフトウェア利用費
(2)BIMソフトウェア関連費
(3)CDE環境構築費、利用費
(4)BIMコーディネーターの人件費
(5)BIMマネジャーの人件費
(6)BIM講習の実施費用
(7)BIMモデラーの人件費
(8)協力事業者のBIMの導入に係る上記(1)(2)(3)(6)の費用
LCA実施型
LCAの対象経費は検討中

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